定期巡回・随時対応型訪問介護看護の仕事・1日のスケジュール

利用者の生活スタイルに合わせて、自宅を訪問する在宅介護サービス。1日のうちの訪問頻度や訪問する時間は、利用者のニーズに合わせる必要がある。そのため、自宅から1軒目の利用者の自宅へ向かい、すぐに2軒目、3軒目の利用者宅へと向かう訪問介護とは1日のスケジュールが異なるのだ。たとえば、自宅から直接利用者の自宅を訪ね、トイレの介助や着替えのサポートなど身体的な介助を行う。掃除機をかけたり、食器の後片付けをするなど生活面でのサポートも行わなければならない。休憩をはさんで訪問記録の入力やサービス担当者会議へ参加。利用者の自宅を訪問し安否確認や服薬確認を行い、翌日のスケジュール管理、ケアマネージャーとの連絡調整などを行った後で帰宅。のように、訪問する時間や仕事内容は利用者により異なる。

事業所によっては、直行ではなく事業所で朝礼を行なう場合もある。たいていの場合、従来の訪問介護と違って、訪問だけでスケジュールが埋まるということはない。間にデスクワークを挟んだり、事業所によってはオペレーターを兼任する場合もある。毎日、違ったスケジュールで働けるので刺激の多い仕事だ。定期巡回の他、夜間や早朝に随時対応訪問が必要になることもある。そのため、正社員であれば週に何度か夜勤をしなければならない。事業所により異なるが、パートやアルバイトなど非正規雇用であれば、日勤のみの勤務も可能だ。また、利用者の数を制限することで、自分のライフスタイルに合った働き方もできるだろう。